『護衛艦きりしま』&『練習艦やまゆき』歓迎セレモニー

参議院選挙や神社の夏祭りなどに出席する日々が続いています。
あまり写真を撮る習慣がないもので、更新頻度が低くなっております。申し訳ございません。

さて、本日は高知新港に『護衛艦きりしま』と『練習艦やまゆきが』が寄港くださったので、そのセレモニーに参加をいたしました。10年ぶりの再寄航です。

『練習艦やまゆき』は昭和56年度の計画により造船されたそうで、同年生まれの自分としては親近感がわきますね。写真には添付してありますが、伝声管が装備されている数少ない艦とのことです。

『護衛艦きりしま』は皆様ご存じのイージス艦です。就航から25年が経過しており、最新鋭とまではいかないものの、BMD(弾道ミサイル防衛)の第一線を支え、国防上非常に重要な役割を担っています。

『やまゆき』の艦長によると、訓練生はまず、砲塔を含めた装備品がアナログ寄りの練習艦において、運用や動作の基礎や原理を学ぶことが望ましたいとのこと。その上で、イージスシステムを積んだコンピューター制御の艦に移り、練度に一層の磨きをかけていくことが重要だとのお話には説得力がございました。

一般公開(PDF)も予定されております、県民の皆様にはぜひこの機会に見学に足を運んでいただき、国防の第一線でご活躍くださっていらっしゃるみなさんを労っていただくとともに、国防の重要性について理解を一層促進させる機会として活用いただければ幸甚です。

 

砕氷船しらせ入港

高知新港に砕氷船しらせが入港しました!一般公開は28-29日の09:00-15:00です。ぜひ見学にお越しください。駐車スペース500台ありますが、08:30より高知駅からシャトルバスも出ておりますのでご利用くださいませ。

砕氷船しらせ
基準排水量: 12,650トン 最大速力: 19ノット
軸出力: 30,000馬力 ディーゼル電気推進
乗組員約175名、観測隊員等80名
大型ヘリCH-101 2機搭載
就役: 平成21年5月

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砕氷船しらせは文部科学省所属、海上自衛隊運用の艦船で、主たる役目は昭和基地およびその周辺海域にて展開される南極地域観測の支援です。具体的には、昭和基地への人員と物資の搬送やその途上における環境モニタリングを行います。

しらせの砕氷能力は、氷厚1.5メートルの平坦海域であれば3ノットで連続砕氷可能とのこと。また、氷厚が1.5メートルをら超える場合は、助走距離を200〜300メートル確保し、最大馬力で氷に体当たりするとともに氷に乗り上げ、艦の自重で氷を砕きます。

砕氷船しらせの高知への寄港は、平成10年の初代しらせを含めて二度目になります。前回は各地より一万人が見学に訪れたそうです。先ほど見学をさせていただきましたが、一見の価値ありですね!