県議会令和2年12月定例会一括質問

お久しぶりです!ご無沙汰ばかりで誠に申し訳ございません。
(普段の活動は Twitter ID takazumi1981 で発信中)

本日、県議会12月定例会にて一括質問を行いました。

質問項目は
1 #憲法改正-緊急事態条項について
2
#教育 について
3
#教育勅語 について
4
#観光 について
5
#挨拶 の励行について
6
#糖尿病 の発症予防について

です。ぜひご覧ください。

なお、youtubeのサイトに移動してご視聴いただけると、簡単に再生位置指定ができます。

憲法改正を推進する県民の集い

本日は講師に、八木秀次先生をお招きして憲法改正を推進する県民の集いが開催された。

八木先生は、政府の取り組んでいる道徳の教科化や民法の相続の改正に大きく係るとともに、保守の論壇として過去に数々の書籍を出版されている。私も先生の著書をいくつか拝読させていただいており、政治の道に進む決心をする上で少なくない影響を受けています。

日本国憲法の施行された1947年の5月3日、この日にはあまり意味がなくて、GHQは交付された1946年11月3日に意味を持たせたという。お気づきの方もいらっしゃるかもしれないが、この日は文化の日でありかつての明治天皇の誕生日である。(なお、巣鴨プリズンのA級戦犯が処刑された日は、12月23日の今上陛下の誕生日であり、ここにかれら(主にアメリカ)のメンタルをうかがい知ることができる。)

主権も自由意志もない占領下で作られた日本国憲法にふさわしいサイドストーリーである。

占領政策の主な目的は2つありました。軍事的武装解除と精神的武装解除である。これは降伏後におけるアメリカの初期対日方針の中で確認することができる。

この延長線上で作られた日本国憲法によって、今日の日本がいかなる課題に直面しているのか、私のブログを訪問する人はその道に詳しい方が多いと思いますので詳細には語りません。

八木秀次先生の考える憲法改正の本丸は、9条とのこと。

政府は加憲を言っている。憲法学者が自衛隊を違憲と言っている現状を変えるとのたてりだが、これでは弱いとのこと。

憲法には自衛隊の位置付けが書かれていない。現在の自衛隊の法的根拠はなにか?行政組織法で定められているが、これは法律である。国会議員の半数の賛成があればいつでも廃止できることを意味する。ということで憲法の中に自衛隊の位置付けを明記すべきで、それは3項をシンプルに置くことによって可能であるとのことでした。

しかし残念ながら、この八木秀次先生の着眼点はさして目新しいものとは感じなかった。自民党本部の憲法改正推進本部でもたびたび議論されている。さらに踏み込んで、とある先生からは憲法第73条の内閣の権能の中に「自衛隊を置く」と書けば良いとの意見もありました。

たとえ自衛隊を明記したとしても、自衛の範囲や戦力の程度に関する議論は相変わらず繰り返されます。行政組織の中に位置づけられ、警察法の延長線上、平時の法律でグレー事態の対処にあたらなければならないケースが生じます。

日本の主権を侵害し平和を脅かそうとするものが、その弱みに付け込まないわけがないと考えます。

新年あけましておめでとうございますブログ記事

新年あけましておめでとうございます。恒例の筆不精をご容赦ください。

昨年は参議院選挙等のお手伝い等ありまして、個人的に大変慌ただしい一年となりました。現在はそのご縁で、中西さとし事務所にて秘書としてお手伝いをさせていただくとともに、政治の勉強を重ねております。

非常に急なことでしたので、直接お会いしてご挨拶できずじまいでご無礼をお詫びしなければならない方も多々いらっしゃいます。機会を作りお伺い申し上げますとともに、ご期待に応えられるようしっかりと政治に、世のため人のためにと励んでまいりますので、引き続きご指導・ご鞭撻いただければ幸甚です。

 

さて、昨年は本当にいろいろな出来事があって、多くのことを考えさせられる一年でありました。その時々の出来事から感想やアイデアを得てはいるのですが、ろくにメモもしないもので、いま思い出せと言われてもなかなかまとまらないものです。

やはり鮮度が一番ということで、できるかぎり記事にしてアップロードしていくよう努めたいと思います。

 

せっかくですので今年の動向が気になるものを3つあげたいと思います。
ひとつは、天皇陛下の譲位に関すること。もうひとつは憲法改正、最後にローカリゼーションの台頭です。

最初の問題は日本と日本人の根幹にかかわることです。皇室あっての日本です。どのようにしてその彌栄をお支えしていくかということについて、保守の論客もまとまった回答を得ていないようです。以前に関係する記事を書いたように記憶をしています。その時点での自分の気持ちを書いたつもりではありますが、それが確信を持った回答かと問われれば否と言わざるをえません。

憲法改正は、今年中に行って欲しいと強く思っています。勝負は一点突破でやってもらいたい。あれやこれや改正点を盛り込むと絶対にダメです。日本の存立にかかわる根幹的なテーマで改正を議論すべきです。つまり前文の修正、それから憲法9条第二項の修正または第三項の加憲。そして前文では日本の国のかたちをちゃんと記す。9条では自衛のための軍事力を有することと、その実行部隊である自衛隊の軍隊としての立場を明記すること。国家存亡にかかわるこれらのテーマに絞って、命がけで取り組めば改正は絶対に成ると考えています。本気の政治家、本気の政治が必要です。

最後は移民問題やテロ、イギリスのEU離脱、トランプ当選からよく言われるナショナリズムの高まりあるいは排外主義高まり。画面の向こうの評論家然としたよくそういう表現を使うから真似ました。私に言わせてみれば、それらのリアクション群はグローバリゼーションという名の、経済(侵略)戦争、あるいはある国ある文化からの他国他文化への過干渉、強制的な普遍化に対して、個であろうとする意思の発露であり自然な免疫反応にすぎません。闇雲に押し付けたり飲み込もうとするのではなく、相手の立場を理解し認めるという当たり前のことを欠いているのだと考えます。経済ガー、貿易ガー、グローバルスタンダードガーとかいろいろ言って一様化しようとしますが、国だって人と同じで絵の上手い人もいればかけっこが得意な人、そのパーソナルスキルは様々なのです。得手不得手は認めてあげて、それぞれが活躍できる場に置くべきです。生物の生存にその多様性が欠かせないといえば誰でも素直に理解できるのですから、同じ着眼点で人間社会の持続と発展にも言語や文化、それらの成果物である社会の多様性が重要であると理解できそうなものですがね。この問題の解決には、多様性について寛容かつ結びの文化を持つ日本が大きく貢献できる余地があると考えます。

 

 

おまけ、最近読んでとてもおもしろかった本『総理』を紹介します。
山口記者の渾身の一冊といった感がします。

政治の最前線にいる政治家が、どのような苦悩を抱え、決断し、また挫折するのかについて、あたかも眼前の出来事のように感じつつ知ることができます。安倍総理のヨイショ本だという批判もありますが、私は決してそのようには感じませんでした。政治を毛嫌いしている方、あきらめを抱きつつある方にこそ手にとってもらいたいですね。もちろん政治好きにも大推薦しますが(笑)産経の阿比留記者からも同様のタイトルの本が出ていますが、私の軍配は山口記者に上がります。書き方のアプローチが違うからこういう比較はフェアじゃないのかもしれませんが。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

総務委員会のち憲法改正勉強会

午前は総務委員会、午後は自民党主催の憲法改正論点勉強会に参加しました!

勉強会の講師は百地章先生です。現行憲法の不備と改正案について復習

改正には国民の過半数の賛意が必要ですがこれを獲得することは容易ではないでしょう。実現には分かり易い説明あるいは段階的改正などのテクニックを駆使する必要があります。

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憲法改正に関する勉強会

5月3日、日本国憲法施行の記念日に憲法改正について勉強する県民の集いが開催されます。

日時 平成25年5月3日 13:30~
場所 県民文化ホール 4F 第六多目的室
講師 池田実(日本大学法学部教授)
参加費 無料(カンパ制)
主催 日本と郷土を愛する高知県民の会

憲法といっても義務教育で習ったきり、普段の生活で別段意識することはない、そういう方が大半なのではないかと思います。しかし憲法をきちんと掘り下げていくと、国の形を定めたものですので国民に対して根本的な影響力を有していることはもちろんこと、精神や文化の形成に深く寄与し、一般的にはその国の歴史に根ざしたものであることがわかります。

安倍政権・参議院選挙ではメインのテーマになります。改正の段階にはみなさん国民投票を通じて意思表示を行わなくてはなりません。それまでに考え方を整理するめにも、賛成の方も反対の方もよくわからない方も、時間を割いて本勉強会に参加されることをおすすめいたします。