【試写会】県庁おもてなし課

有川浩原作の映画『県庁おもてなし課』の試写会に行って来ました。

映画情報 http://www.omotenashi-movie.com/
2013年5月11日公開
錦戸亮 堀北真希 関めぐみ 高良健吾 船越英一郎

原作を読んだことある人はご存知のことと思います、観光振興・地方活性化に情熱を注ぐ若手県庁職員・掛水のドタバタ劇。観光振興がテーマなだけに高知の観光スポットを惜しみなく放映、まるで高知県の観光PVです(笑) 映画のロケ地はほぼ高知県内というこだわりよう、おもてなし課の課室として県議会と県庁の渡り廊下を改装して撮影してましたね。

映画としても楽しめるけれど、高知ってどんなところだろうって思ってる人に是非見ていただきたい一本です。鑑賞後のご来高をお待ちしております。

追伸:県庁職員の皆さんも一生懸命ですよ^ー^

東京ヴェルディ歓迎式典

本日お昼前に高知春野の湯にて、『東京ヴェルディ』の歓迎式典がありました。

東京ヴェルディは現在、Jリーグ ディビジョン2ということですので、
高知の春野グラウンドでしっかり練習をしてもらって、春野の湯で体を癒して、準備万端で今季J1昇格に向けて皆さん頑張っていただきたいです。

東京ヴェルディ
練習スケジュール

ところでそもそもスポーツ振興をなぜ図るかということですが、その理由も追っかけてみると面白いものです。
たいがいのことは社会背景と連動しておりまして、スポーツ振興に関していえば、ある時代には健康増進や地域のコミュニティの活性化などがその目的だったでしょう。
いまのご時世はというと、高知県のような地方都市においては、定住人口の減少に歯止めがかからない。では交流人口を増やすための観光、
そしてその観光にスポーツという要素を見出して「スポーツツーリズム」やりましょうというのが、今のトレンド(のハズ)なのです。

以上はどちらかといえばお役所な観点ですが、スポーツ業界は業界側の事情でこの流れを活用したいと考えていると思います。
昨今は昔みたいにエンタメは野球とプロレスだけではありませんから、みなさんの趣味も多様化してしまい、スポーツ業界もファン(顧客)の確保に四苦八苦しています。
そこでもっと経営マネジメントを強化しなければということで、その戦略の一環として地域密着のチーム作りとか小中学生との交流サービスを行いまして、
将来にかけてのファン獲得・育成の作業を行なっているのです。
(*スポーツ業界の経営マネジメントの分野はアメリカなどが非常に先進的で、行政や旅行代理店巻き込んでビジネス展開しています)

このそれぞれの思惑がうまく噛みあえば理想的なのですが、現実はなかなか厳しいですね。
お互いもっと遮二無二に目的に向かってやれば可能性が出てくるかもしれませんが、今のところは練習環境がいいとか滞在中はお金を落としていってくれるとか…