第76回自由民主党高知県連大会

第76回自由民主党高知県連大会か開催されました。現在ゲストスピーチとして藤井聡さんが演壇に立たれております。国土強靭化計画の生みの親で、日本中で公共事業が叩かれていた頃に、逆風にもめげす、その必要性を説かれ続けてい

一般質問を終えて

3月11日の私の一般質問を受けて、3月12日高知新聞の朝刊では よさこい談話室はじめ面白可笑しく取り上げて頂きました。

露出をあげていただいて大変ありがたいのですが、県都の遷都について会派内でも割合受けが良いですよ、と一言加えさせて頂きます(笑)

さて、報道等では取り上げていただいておりませんが、導入部分の日本観、歴史観、独禁法、教育に関する部分にも力入れてますので、ぜひ原稿に目を通していただければと思います。

平成25年3月定例会一般質問原稿

引き続き、予算委員会、常任委員会など、3月27日の閉会日まで頑張ります

第一回高知コアセンター講演会

第一回高知コアセンター講演会
「ちきゅう」で巨大地震を探る に参加しています@グリーンホール

福井てる文科省副大臣と知事も参加。

海洋開発研究機構は、私自身も大学時代にOs同位体比測定でお世話になった古巣で、世界最高性能の海洋掘削船「ちきゅう」を保有しています。同機構と高知大学の共同管理で高知県の空港のそばに海洋コアセンターが設置されています。世界に三箇所しかない同センターには海洋掘削で採取された海洋底のコアが冷温保管されています。当然、研究設備も世界最先端のものがたくさんあります。

さて前置きが長くなりましたが、この「ちきゅう」で南海沖を掘削し、過去の地震痕跡を調べているのですが、その途中経過を報告するというのが今日の主旨です。地震により滑りを生じた境界面付近の岩石がどのような状態にあるかを定量的に分析し、これをもとに地震のメカニズムの解明を試みています。
沈み込み帯に運び込まれた泥などの堆積物は、大深度部に向かうにしだがって圧力によりその含水率を低下させます。結果押し出された水が高圧の帯水層を形成し、上部構造を滑りやすくさせているのではとの説が示されました。

別件ですが、プレート境界浅部は地震の力を溜め込むメカニズムを有し、また浅部ほど摩擦係数が低いために滑りが大きくなるのではなど、ほかにもたくさんの面白い知見が得られました。

科学は本当に面白いですね。

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一般質問要旨

本定例会で質問予定の要旨は以下の通りです。

3月11日13時~
@高知県議会
*何方様もお気軽に傍聴にお越しくださいませ。

 

教育について

  1. 高知県教育振興基本計画の教育理念は早急に改めるべきと考えるが、所見を聞く。
  2. 近代日本史再考の県民運動に県を挙げて取り組むことが必要ではないかと思うが、所見を聞く。
  3. 県内の教育問題に社会階層がどのような影響を与えているのかを把握するために実態調査を行うべきと考えるが、所見を聞く。
  4. 未利用あるいは潜在的な人的資本の問題についての認識と今後の対応について聞く。

エネルギー政策について

  1. 主体的かつ戦略的にエネルギー政策に取り組む機関が本県に必要であると考えるが、所見を聞く。

健康政策について

  1. 臓器移植について国民の理解を深めるために必要な措置が十分に講じられているのか。また、医師への働きかけやネットワーク構築への協力など、今後どのような取り組みを行っていくのか、併せて聞く。
  2. 統合医療について認識を聞く。

障害者福祉について

  1. 障害者施設が十分に確保されていない地域において、障害福祉サービスをどのように確保し、展開していくのか聞く。
  2. 手話通訳者の確保や相談体制の整備にどのように取り組んでいるのか聞く。
  3. 障害者が利用できる短期入所事業所の現状と、高齢者施設における障害者の受け入れ体制の整備について聞く。

観光振興について

  1. 高知県に興味を持ってもらうようにするには、高知県と他のカテゴリー群との関連付け作業を戦略的に展開していくことが必要不可欠と考えるが、所見を聞く。
  2. 観光客が実体験に基づく情報発信を行えるように、特定の観光地などを中心とした高速通信環境の整備を行うことを提案するが、所見を聞く。

農業政策について

  1. 営農を成り立たせるための農業政策とはどうあるべきか、所見を聞く。
  2. 土地集約化をより迅速に進めていくための課題と対策について聞く。
  3. 若年期からこれからの農業の姿を正しく学び、実体験することが必要であると思うが、学校教育における現状と認識について聞く。

南海地震対策について

  1. 国による膨大な予算措置が見込まれ、また県民の防災意識が最高潮にあるなど、今こそまさに県都の遷都を行う千載一遇の好機であると思うが、所見を聞く。

歴史人物講座:明治天皇

今日は岡田幹彦先生講演の歴史人物講座に参加しました。
講演テーマは明治天皇について。

明治天皇はその崩御に際し世界各国(といっても欧州各国)のプレスから、その治世は天下無二最高のものであったと評価されています。自分で歴史を勉強したことが有る方ならば確かにその通り!と小気味良く相槌を打たれることでしょう。

アジアが欧州列強によって好き放題虫食いにされていたころ、幕末からわずか四十数年で日本を世界の列強と肩を並べるところまで強化。世界の二大国家の一つ、当時最強の陸軍を有すると言われたロシアと止むなく交戦し、ついには大勢の期待を裏切って劣等と蔑まれた黄色人種国家の日本が勝利を収めるに至ります。

日露戦争と言えば、旅順攻略の乃木希典大将や日本海海戦の東郷平八郎元帥が有名ですが、彼らの奮起を促した明治天皇の采配を決して忘れてはなりません。
今日の日本史教科書ではその偉業について触れられないのみか、その御姿すら掲載されていないことがあります。

岡田先生の講演会では、偉大な足跡とそのことの問題提起についてわかりやすくお話をいただきました。明治天皇を紹介した書籍はいくつか勉強させていただいておりましたが、今日ほど要領を得たものはなかったように思います。

大変勉強になりました、ありがとうございました。

なお、参考までに明治天皇について書かれた書籍、なかでも一風変わったものをご紹介申し上げます。
http://www.amazon.co.jp/%E6%98%8E%E6%B2%BB%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%80%881%E3%80%89-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89-%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%B3/dp/4101313512

高知県政入門

本日平成25年3月定例会の開会日です。主な審議案件は平成25年度予算についてです。

さて、政治には興味を持たないといけないと思ってるけど、どこから勉強すればいいかわからない…せめて今の高知県の方針だけでもわかれば…

そんな方に朗報です。知事が定例会ごとに議会に対して提案説明をするのですが、説明文を通して読んでいれば高知県の課題とその対策、これからの方向性がおおよそつかめると思います。三年分も読めば継続事業分もある程度把握できるのではないでしょうか。県政入門にもってこいです。さらに個別課題を詳しく勉強されたい方は、私に問い合わせいただくか担当部署のホームページをご照覧ください。

知事の提案説明http://www.pref.kochi.lg.jp/chiji/chiji-gikai.html