森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟四国地方連絡会議定時総会

本日は徳島で開催されています標記の総会に参加しています。これ以外にも観光や公共交通の総会が開催されました。
日本や世界の動向についての情報共有、議員間の親睦などさまざまな目的を持って行われます。

既存の建築方法に収まる限りにおいて将来にわたり木材の建材需要が大きく伸びることが期待されない場合、新たな需要を喚起しなければなりません。その意味においてFIT導入以後のエネルギーとしての木材活用は、日本の林業、中山間に新たな活路をもたらしたといえます。県下の二事業には大変期待するところです。

また、クロスラミネイティッドティンバーという新しいタイプの合板の登場によって、低級材の活用や木材を高層構造物の構造材として利用できるようになります。これは前段のお話に変革をもたらすもので、いままでコンクリや鉄骨で作るしかなかった構造物、構造材を木材で代替できるようになるわけです。もともと木に慣れ親しんだ国柄ですから、需要が大きく伸びる可能性があります。これまた楽しみです。

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高知県隊友会定期総会防衛講話

自衛隊OBで構成される隊友会、その高知県支部の定期総会に出席しています。

お昼からは麻生総理を迎えての講演会がありますので、午前中の講演だけを拝聴して帰る予定です。

ご講演くださるのは高知地方協力本部佐藤文章 本部長です。

配布された資料の中に自衛隊関連イベントの案内状がありましたので、ご紹介します。

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介護保険制度の現状と課題勉強会

介護保険制度の現状と課題勉強会に参加しました。

講師は厚生労働省老健局振興課 稲葉好晴 課長補佐です。

かつて、敦盛 には人生50年と唄われていましたが、化学肥料による食糧事情の変化や医療の進歩によって、60才、今日では90才近くまで生きられるようになりました。
日本では平均寿命だけでなく、高齢者人口の絶対数自体も増加を続けており、そのトップランナーにあるのが高知県です。

その意味において、我々の直面する課題の克服は世界最先端の課題解決法ということになりますが、それゆえに制度設計側、現場の方々、また利用者も理想と現実の狭間で大変な思いをされているわけです。われわれ政治の仕事は、利用者や事業者の実情と想いをしっかりと汲み取り、財政などの現実的問題を踏まえながら制度設計をより良いものできるよう働きかけていくことです。

今日では 介護保険サービス、医療保険サービス、見守りなどの生活支援、成年後見等の権利擁護、住居の保障、低所得者への支援がおのおのバラバラに実行されているため、質的のびしろを余しつつ高コスト構造にあります。そのような中、この問題の解決とために行政が積極的に推進しようとしている地域包括ケアシステムとは、これらを有機的に結びつけ相互に連携させることで、必要なサービスを維持しつつ費用抑制することを目的とした仕組みです。
まだまだ暗中模索状態で制度として安定するまでは、皆様にはご不便をおかけしますが、よりよい制度となるよう働きかけを頑張ってまいりますので、ご指導ご支援よろしくお願いします。

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業務概要調査幡多圏域

昨日、今日と業務概要調査で幡多を訪れています。
業務概要調査とは、県が受け持つ行政業務を議会の4つの常任委員会でもって調査するものです。私は危機管理文化厚生委員会に所属し、本庁を始め、本日のように県の持つ出先機関の業務概要の調査を行っています。

毎年4月から5月にかけて行われます。

さて、幡多けんみん病院、幡多看護学校、幡多福祉保健所、食肉衛生検査所、幡多児童相談所、グループホームおよび小規模多機能居宅介護事業所の調査を終えていま昼食休憩です。

グループホームと小規模多機能居宅介護事業所は福祉法人の経営ですので県の事業所ではありませんが、県25年度予算、福祉施設の高台移転に要する経費の補助の対象となっていますので視察をいたしました。

当該施設の理事長によりますと、地震津波からの避難が困難ということで職員と利用者の安全確保のために移転を決意したとのことです。全額補助ではありませんので二重債務になるそうです。また移転後、移転元の土地は更地にするそうですがなかなか次の利用者はみつかりそうにありません。今回は借地だったということですが、法人が所有者の場合、固定資産税の発生などの二次的な問題が発生します。こういった事態の呑んだ上での判断ということではありますが、その他施設整備に係わる補助金において返済義務が発生することに困っているようでした。当該施設では、グループホーム火災事件に起因したスプリンクラー設置義務化を受けて、設置補助金を受領しています。事情を考慮していただきたいとの要望がありました。ごもっともです。他の事業者、他の補助金との兼ね合いもありますので慎重に考えて執行部に意見していきたいと思います。

県が本省に確認したところ、地震・津波対策として緊急的にとられた上記のような措置に対して、補助金返還の必要はないとの回答をいただいたとのことです。(H25.05.27)

http://www.pref.kochi.lg.jp/~kouhou/sansun/H24/121102.htm

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平成25年度高知県防災総合訓練及び地域防災フェスティバルのご案内

憲法の勉強会の総括もまだですが、標記の件についてご案内いたします。
私は先約があっていけませんが、皆さん是非奮ってご参加下さいませ!!

 

平成25年度高知県防災総合訓練及び地域防災フェスティバルの実施について

日時・場所 平成25年6月2日

防災総合訓練
第一部 風水害想定訓練@安芸市・北川村(詳しい場所は市町村へ) 08:30-13:00
第二部 南海地震想定訓練@奈半利港 11:30-15:10
11:30-11:40 開会式
11:40-14:50 訓練
15:00-15:10 閉会式
地域防災フェスティバル
地域防災フェスティバル@奈半利港 10:00-15:00

憲法改正に関する勉強会

5月3日、日本国憲法施行の記念日に憲法改正について勉強する県民の集いが開催されます。

日時 平成25年5月3日 13:30~
場所 県民文化ホール 4F 第六多目的室
講師 池田実(日本大学法学部教授)
参加費 無料(カンパ制)
主催 日本と郷土を愛する高知県民の会

憲法といっても義務教育で習ったきり、普段の生活で別段意識することはない、そういう方が大半なのではないかと思います。しかし憲法をきちんと掘り下げていくと、国の形を定めたものですので国民に対して根本的な影響力を有していることはもちろんこと、精神や文化の形成に深く寄与し、一般的にはその国の歴史に根ざしたものであることがわかります。

安倍政権・参議院選挙ではメインのテーマになります。改正の段階にはみなさん国民投票を通じて意思表示を行わなくてはなりません。それまでに考え方を整理するめにも、賛成の方も反対の方もよくわからない方も、時間を割いて本勉強会に参加されることをおすすめいたします。