天皇皇后両陛下提灯パレード無事終了

約1000人弱の大勢の参加者で天皇皇后両陛下を誠心誠意奉迎いたしました。

明治維新後150年、そして平成最後の記念すべき行幸啓、参加者一同、光栄のあまり万歳三唱にも相当力が入りました。

奉迎委員会名誉会長の尾﨑知事も、挨拶の途中で涙ぐんでいるようでした。

帯屋町のパレードは、ブラスバンド部の皆様のご協力を得て賑やかに開催することができました。

写真は携帯カメラのものであまり画質がよくありません。良いデータが手に入りましたら、改めてアップロードさせていただきます。

ご協力くださった皆様、誠にありがとうございました。
関係各位の皆様、お疲れ様でございました。

トランプのINF条約脱退発言について

トランプ大統領から、INF全廃条約脱退方針が発表された。
結論から申しますと、このたびの脱退は、対露問題を起点としつつもほとんど中国を念頭に置いた行動と思われる。事実そのような主旨の米政府見解も報道されている。

 

さて、INF全廃条約とはなんぞや?という方もいらっしゃると思いますのでそのあたりから背景を含めて説明する。

議論の大前提として相互確証破壊という概念を押さえておく必要がある。

核戦略に関する概念で、核兵器を保有して対立する陣営のどちらか一方が相手に対し戦略核兵器を使用した際に、もう一方の陣営がそれを確実に察知し、報復を行うことにより、一方が核兵器を使えば最終的に双方が必ず破滅する、という状態のことを指す。(はてなキーワードより)

したがって、

理論上、相互確証破壊が成立した2ヶ国間で核戦争を含む直接的な軍事的衝突は発生しない。(ウィキペディアより)

とされている。冷戦中、日本やNATOの国々は、この概念の下に米国の提供する核の傘に守られてきた事実がある。

次に肝心のINFについて。INFとは中距離核戦力、つまり射程500-5500kmの核弾頭搭載中距離ミサイルを指す。

なぜINFが全廃されることになったのか?それはかつて、ソ連が他国に先駆けてTELタイプ(輸送起立発射機)の核弾頭搭載型の中距離弾道ミサイル(SS-20)を開発したためだ。長距離弾道ミサイルは、自身を格納するための巨大サイロを必要とするため、秘匿性が低く発射基地の特定が容易という問題点を有する。一方中距離弾道ミサイル搭載のTELタイプは、北朝鮮で話題になったように、比較的小型で移動が可能なため事前に発射を把握することが極めて難しい。このタイプの発射装置を複数用意されると、そのすべてを発射阻止あるいは迎撃することは極めて困難である。

事程左様に、核弾頭搭載型の中距離弾道ミサイルSS-20の登場によって、日本や欧州は核ミサイル攻撃を防ぐ手立てを事実上失ってしまい、アメリカの提供する核の傘の有効性について疑義を挟まざるを得なくなったのである。

そこで、アメリカとソ連の間で締結されたのが、現在話題となっているINF全廃条約である。本条約によって、1991年、射程500-5500kmの核弾頭搭載中距離ミサイルは両国より姿を消した(はず?)。

(ここで疑問を覚える人もいるだろう。INF全廃条約を締結したとしても、長距離弾道ミサイルの出力を落とせば条約を形骸化してしまうのではないか?と。
物事には前後があってそしてその答えがあった。
INF全廃条約が検討される以前より、長距離弾道ミサイルについては、両国の同意の下にすでに網掛けが行われており、保有数が制限されていた。加えて、同ミサイルは、前述のように発射基地が特定されており比較的対処しやすいと考えられていた。
そこに網のかかっていない中距離が誕生したので新たに対応しなければならなくなったのである。)

ここから報道内容に従えば、ロシアが新たにCSS-8という核搭載可能な中距離の巡航ミサイル・システムを開発したことにアメリカが反発し、今回の事態に至ったということだ。

ロシアは事実無根だと言っているが、お隣の中国が核搭載の中距離弾道ミサイルを多数配備し、相互確証破壊が成立しないアンバランスな状態を放置し続けることにロシアが耐えられるはずがない。

また、このアンバランスな状態は日本にも、そして核の傘を提供するアメリカにも無関係ではない。これから中国を封じ込めると決めた国々にとってみれば、核戦力のアンバランスが引きを起こしうるかもしれない最悪の悲劇は、早急に対処しなければならない問題なのである。

中国との間にINF全廃条約を期待するのは無理筋。だからこそ、中国との間に相互確証破壊を成立させなければならないとの考えに至るのも、アメリカにとって自然な流れと思われる。

次に想起される疑問は、アメリカ製の核弾頭搭載可能な中距離弾道ミサイルがどこに配備されるのかというもの。

一連の問題の余波は日本にどんな波風を立てるのだろうか?今後の展開をよくよく見守りたい。

 

本件について、上述より遥かに詳しい専門家のページがあったのでご紹介。

日本はどうする!「INF条約から米脱退」事実ならミサイル軍拡か

イベントの重なる日

今日はイベント日和。それを見越したかのように県内各地で様々な催しが行われているようです。

かく言う私も

①朝から地区の運動会でムカデ競争に参加。

②その後は中央公園の もくもくエコランドに参加

③正午には新阪急で開催された中谷元先生の国政パーティに参加

④さらに、MOAさんの健康フェアを覗いて、

⑤最後は高知大学名誉教授 森惟明先生の健康学習講座のお手伝い。キーワードは、フレイルとサルコペニア。

てんてこ舞いな一日です。

さて、家に帰ったらトランプのINF条約脱退発言の考察記事書いてみますか…

靖国神社宮司発言からの・・・

遅れ馳せながら、世間を騒がせた靖国神社宮司発言についてコメント。

詳細については、コチラ(産経ニュース) を参照いただきたい。

宮司発言の引用

「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう? 遺骨はあっても。違う? そういうことを真剣に議論し、結論をもち、発表をすることが重要やと言ってるの。はっきり言えば、今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ。わかるか?」

「(今上天皇が)御在位中に一度も親拝なさらなかったら、今の皇太子さんが新帝に就かれて参拝されるか? 新しく皇后になる彼女は神社神道大嫌いだよ。来るか?皇太子さまはそれに輪をかけてきますよ。どういうふうになるのか僕も予測できない。少なくとも温かくなることはない。靖国さんに対して」

まず、靖国神社宮司の発言として許容されるものではない。このことはまず明らかにしておきたい。辞任は当然のことであろう。

次に、今上陛下在位中についに御親拝が実現できなかった(できないだろう)ことは、将来の御親拝の実現の可能性も含めて考えた場合、大変憂慮すべき事態である。この点については宮司に共感できる。近い将来に政治的に解決すべき問題であると認識している。

以上、大まかではあるが本問題に関する私の所感である。

しかし、私が書く以上、話をこれだけで済ませるつもりはない。この問題に関連して識者と言われている人々の記事を読むと、とんでもないミスリードを狙った記事が散見される。あまりにもひどいので反論しておきたい。これが本旨である。

左派系と目される人々が言うのには、富田メモを引き合いに出して、昭和天皇は、1978年にA級戦犯が靖国神社に合祀されたから御親拝をやめられたし、今上陛下もそのことを気にされて御親拝されないのだそうだ。これこそ天皇陛下の名を借りた靖国神社解体行為であり、とどのつまり国家破壊行為と言うべきであろう。許すまじ。

まずA・B・C級戦犯のくくりの勉強からしっかりやり直してほしい。大東亜戦争後の軍事裁判において、勝者によって勝者の言うところの戦争犯罪者を、それぞれ罪の種類に分けて裁いたものだ。法の不遡及を犯したケースもあり、そもそも極東軍事裁判など政治ショーにすぎないと指摘する声もある。サンフランシスコ講和条約(関連議論)を締結した以上、判決の是非ついての議論を控えたとしても、1953年衆議院において、「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」が共産党を含む全会一致で可決され、国内的にはABC問わず全面赦免されている。当時の国民も政治家もこれを歓迎しており、その事実ひとつを取っても件の軍事裁判が我が国においてどのように捉えられていたかよくわかる。

この大前提がわかっていたら、「A級がどうだから・・・」といって昭和天皇が、英霊の眠る靖国神社への御親拝を控えられるわけがないとの結論に至るはずだ。

富田メモ?そんなもの私だって書ける(笑)

もう一つ。時系列で当時起きた出来事を追いかけて考えても、御親拝とりやめの理由が別にあることがわかる。

最初に靖国神社を参拝した総理大臣は三木武夫首相(1975年夏)である。この際に、私的参拝4条件(公用車不使用、玉串料を私費で支出、肩書きを付けない、公職者を随行させない)を掲げ、「私人」としての参拝を行った。

このことが天皇陛下の御親拝に飛び火したと考えるのが順当であろう。日本国憲法上、天皇陛下はどのような場合も公人である。さらに公職者(警備)を随行させない御親拝などできうるはずもない。事実、同年の秋、8度目を最後に、靖国神社の御親拝を控えられている。(その後は勅使を遣わされています)

それから3年後の1978年にA級戦犯が合祀され、1979年4月に報道によってその事実が明るみとなった。御親拝を控えられてから3年経過していることを考えれば、合祀と取り止めの理由が関係しているとするのは無理があろう。

A級合祀が・・・などと虚妄記事を垂れ流すのは即刻止めていただきたい。

国際観艦式、旭日旗、韓国の件

海上自衛隊は、本日より韓国で行われる国際観艦式への参加を見送った。

報道等でご存知の方も多いとは思うが、これは韓国政府が観艦式での『旭日旗』の掲揚を自粛するようを日本政府に対して要請したことに端を発している。
日本政府は、これに対して参加を見送るという毅然とした対応をとった。

私は政府の一連の対応を高く評価したい。同旗の掲揚は国内法令によって義務付けられている上に、そもそも外国政府にとやかく言われる筋合いの話ではない。

なお、旭日旗が自衛艦旗として定められた経緯については、下記ページを参照されたし。

神戸海の小部屋

本問題を扇動する韓国国内勢力はもちろん一枚岩ではない。しかしその中核には、日本と韓国の間により深く楔を打ち込みたいという思惑を持った勢力があると思われる。やはりというべきか、この問題に北朝鮮も便乗してきた。便乗というよりも共犯のほうがより正確な表現だろう。

中途半端な対応をとれば、慰安婦同様に有効なカードであると判断し、今後も繰り返し言い続けるであろう。その結果として、日本国内における韓国に対する感情が悪化の一途をたどるであろうことは容易に想像できる。

こういったバカバカしい問題の芽は早めに摘むに限る。
残る問題は、知ってか知らずか意図的利敵行為か、向こうの肩を持つ国内マスコミの存在である。

(Wikipediaより)

天皇皇后両陛下提灯奉迎

平成30年10月28日に開催される「全国ゆたかな海づくり大会」に、両陛下がご臨幸のため、本県にご行啓あらせられる予定です。つきましては、両陛下をご奉迎申し上げるべく、同日夜に、天皇皇后両陛下提灯奉迎(パレード)事業が執り行われます。

奉迎に参加ご希望の方は記事の最後をご覧ください。

本日は、提灯奉迎の実施に先立ち奉迎の実行委員会総会が開催されました。
県内の各種団体や関係者が、高知大神宮に集まり、委員会規約、スケジュールおよび予算案の承認を行いました。来賓として、県内の議員方ならびに奉迎委員会名誉会長尾崎知事の代理として、岩城副知事がご出席くださいました。

先般愛媛県では、国体実施に伴って提灯奉迎が執り行われ、記念誌が作成されました。
下記は記念誌の一部を撮影したものです。

さて、肝心の奉迎事業への参加についてです。同事業は二本柱で成り立っておりますので、多くの方にその両方にご協力いただきたくお願い申し上げます。

まずは、
[提灯奉迎事業について]
集合場所:高知市東石立町 月の瀬橋南側
集合時間:10月28日、17時半までに集合のこと
*提灯奉迎後、高知城公園に移動。その後中央公園までパレード。終了時刻は20時半を予定。部分参加可。

[協賛金事業について]
奉迎事業の警備費や記念誌の作成のため、協賛金のご協力をお願いしております。
ご協力くださった方のご芳名・団体名を記念誌の巻末に掲載の上、贈呈いたします。

一口 5,000円~ (振込手数料はご負担ください)
期間 平成30年末まで
方法 下記のいずれかの口座に協賛金をお振込みいただきましたら、協賛同意書 をダウンロードの上、同意書に記載された連絡先まで郵送またはFAX下さい。同意書を送付いただけない場合、記念誌にご芳名・団体名を記載の上、発送することがかないません。
*記念誌の発送は来年春を予定しています。

口座名 天皇皇后両陛下高知県奉迎委員会 会長 山村稔晴
高知銀行 久万川橋支店(057) 口座番号 普通 3050292
四国銀行 よさこい咲都支店(106) 口座番号 普通 5191530
ゆうちょ銀行 一六九店(169)  口座番号 当座 0133415

[協賛同意書]