予算委員会の質問が無事終了いたしました。
当日傍聴にお越しくださいました皆様に衷心より御礼申し上げます。
質問項目は
- 再生可能エネルギーの活用について
- 四国四の字構想について
- 教育について
- 人材の確保について
です。
◯再生可能エネルギーについて
高知県の県際収支(いわゆる高知県の赤字)を見た時に、エネルギー部門への赤字が少なくとも986億円あるということで、この赤字を圧縮するために地域の資源を活用する再生可能エネルギーを駆使するべきとの提案です。赤字が減少し、収支が改善すれば県内のお金が増えます。また木質バイオマスなどを積極活用すれば地域内を循環するお金が増えますし、山に人が定住できます中山間対策につながります。
◯四国四の字構想について
日本列島を南北逆さまに見た時に、日本列島は大陸側の国と太平洋の間に立ちふさがるように広がっています。このことを逆手にとり、高知から九州福岡や西日本の日本海側への最短アクセス路を確保、整備することで、大陸の国々に対して経済的攻勢をかけます。たとえば、高知県をシルクロードの東端と位置づけて観光の売り込みを行ったり、太平洋に向けて口を広げた高知新港の有効活用など。
◯教育について
中山間の複式学級、親の教育、道徳教育などの高知県特有の課題をいかに解決すべきかという問題に対して、高知大学に寄付講座を開設するよう提案いたしました。
◯人材の確保について
より優秀な人材を県庁に確保するために、地元雇用にとらわれず大局的観点から県外からの人事採用に力点をおいてはどうかとの提案をいたしました。昨今は、大手企業でも先行きが不透明ということもあって、多くの学生が公務員志向にあります。また、県外からの採用であれば地元企業の人材確保を圧迫しないのではないかとの考えもあります。