伊勢神宮お白石持ち行事参加

昨日よりフェリーとバスを乗り継いで、明日のお白石持ち行事参加のために伊勢神宮に向けて移動中です。

約2000年の歴史を誇る伊勢神宮には、太陽を神格化した天照大御神が祀られています。天照大御神は天皇陛下のご先祖さまであらせられるとともに我々日本民族の総氏神さまです。そのご在所である伊勢神宮では天武天皇が定めてより持統天皇の690年の第一回から今回の62回まで、20年に一度の頻度で内宮の建て替えを行っています。
普段は入ることのできない内宮ですが、建て替えのこのときだけは特別神領民として中に入り、お白石を内宮に敷き詰めることができます。
この20年に一度の遷宮制度を通じて、人々は神の常若を祈るとともに、この国の心を、姿をそれぞれの時代の中に問い、確信し、千代八千代の弥栄を願うものであり、その根底にあるものは、自然、つまり八百万の神々とともに人として生かされていることの感謝を行います。
一年前から高知県神社庁に申し込みを行い、幸運にも今回の式年遷宮には参加することが許されました。祖先の皆様方がつぶさに見て感じてきた日本の姿、心をわたくしもしっかりと感じてきたいと思います。行ってまいります。

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勉強会開催

わたくし主催の勉強会VOL.02を開催することにいたしました!

県政全般と教育を中心にお話をして、そののちに意見交換を兼ねた懇親会を開催したいと思います。参加希望の方は、下記アドレスに氏名、住所、連絡先、懇親会参加の可否を記載の上ご連絡ください。みなさまお気軽にお越しくださいませ。

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日時 平成25年08月13日 午後6時より
場所 自由民主党会館 高知市升形1-21
備考 会費5000円ほどで懇親会も予定しています

※日程を間違えておりました。勉強会は8月18日ではなく13日です。

参議院選挙について

明日は三年に一度の参議院選挙の投票日です。みなさんにとっては今回の参議院選挙はどのような選挙でしょうか。

新聞では争点に関するアンケートをとって、国民の関心の高さがどこに寄せられているかを報道しました。景気・雇用対策、社会保障・年金がワンツーであったと記憶しております。どれも重要なテーマです。巷で言われているアベノミクスによって、経済指標は上向き、株価上昇、年金の運用益は過去最高に上りました。有効求人倍率も軒並みアップしています。この好循環をしばらく維持させて、さらに所得再配分機能をしっかりと確保することで、地方も経済の回復を実感できるようにしなければなりません。

さて話を戻しますと、私にとって今回の参議院選挙は国運を決する選挙です。

みなさんご存知の通り、ここ数年の日本の混迷ぶりは目を覆いたくなるものがありました。海外報道には、日本はアジアのいち小国になってしまうだろうといった内容もありました。外交・経済・安全保障のあらゆる分野で失敗を重ね、もうだめだ・・・とすら感じることすら有りました。そのような中で昨年暮れの衆議院議員選挙を迎えると、これを契機に日本の政治に大きな転換が生じたのでした。

安倍先生が再び総裁・総理として担がれることになりましたが、今思えば天の采配とはこういうものを言うのだろうなと感じています。地方党員の多くが石破先生を押す中で、安倍先生は二度目ということまさに背水の陣、想像を絶する覚悟の中で出馬を決意され、見事国会議員の先生方の推挙により再登板と相成りました。

そこからの目覚ましい日本の成長はすでに述べたとおりで、その他外交や安全保障の分野でも着実な成果を挙げ続けています。

しかし、真に取り組まなくてはいけない課題はこの選挙の後に待ち構えています。それは安倍総理の言う戦後レジームの脱却です。私もこれを成し遂げんとして政治の道を選びました。今も悪戦苦闘中です。戦後レジームの脱却とは、自由民主党が党是として掲げ、敗戦後ついに今日まで成し遂げることのできなかった憲法改正を第一歩として、日本の歴史をつなぎ、その中で培われてきた日本人の誇りと精神を取り戻すことです。

私たちの直面する問題の多く、例えば領土領海などの防衛の問題、TPP交渉、年次改革要望書を受けた独占禁止法改正、靖国や歴史をはじめるとする周辺諸国からの内政干渉など、すべて外交力の低さに起因するものであり、その外交力の源泉こそ軍事(防衛)力です。また外交をはじめ何事を為すにしても、国民の帰属意識、団結力の高さが試されます。

安倍総理が参院選後に必ず取り組むであろう憲法改正、主要な点のひとつはまず日本の歴史、精神を前文に謳いこむこと。3.11で垣間見た日本人の絆、団結力の強さ、精神の崇高さを世界中が絶賛しました。これらは長い歴史、伝統や文化の中で培われてきたものであって、我々の憲法の考え方も運用も、その精神に則ったものでなくてはなりません。現行憲法前文の英文直訳文から、私たちの言葉で私たちの前文を取り戻さなくてはなりません。

そして二つ目は、9条第二項の改正。自分の尻は自分で拭く、当たり前のことが当たり前にできる国にならなくてはなりません。そうしてはじめて、米国をはじめ他国と対等な立場で、臆することなく対峙し、外交することができるようになります。また、集団的自衛権の問題は、本来的には第三者から見た場合に寧ろより強力な抑止力として機能する点に着目されねばなりません。

ほかにも重要な改正ポイントは多々有り、また中には自民党案と言えども、もっと揉まなくてはならないと感じるものがあります。当然これらの議論は続けていくとして、何にも先んじてなさねばならないことは前述のとおり改正により、まず憲法に日本の精神、心を通わすこと、そして自分の国を自分で守れる当たり前の国になることです。こうして初めて、日本国憲法は私たちの日本人の憲法となるのです。

そして、これを実現できる最初で最後のチャンスが今なのです。3.11を経て自国を見直す機運が高まり、尖閣国有化によって国家の防衛と輪郭を意識し、周辺諸国の執拗な内政干渉に妖かしさを感じ、自民党が衆議院で3分の2を確保、そして極めつけは国家観と覚悟を持ち合わせた安倍総理を頂く今こそ絶好の機会と言わずして何と言うでしょう。金輪際このような機会が再訪することはないでしょう。日本がこれから沈むのか、それともまた日は昇るのか、まさに国運のかかった参議院選挙です。

マスコミ等ではすでに自民優勢が報じられ、私が選挙に行こうが行くまいがその結果はかわらないと思うかたもいらっしゃるかもしれません。そして投票率が低下するのならばそれは本当に嘆かわしいことです。しかし私が、最も求めやまないものは自民党の優勢ではありません。国民のみなさんには、今回の参議院選挙の持つ意味を真剣に噛み締めて、賛否は別として多くの方が投票所に足を運び、これからの日本を真剣に考えて一票を投じて頂きたい。そんな質の高い参議院選挙が行われることを心から願います。

麻生総理と意見交換

昨日空港にて麻生副総理・財務金融担当大臣と意見交換を行いました。
私からは多国籍企業に対する課税の在り方(いわゆるタックスヘイブン・課税逃れの問題)と、日本に本拠地を置く企業の利益と国益が相反関係にある場合の政府方針についてお尋ね致しました。

麻生総理は、G8において上記問題に対して日本が主導的に問題提起を行ったことおよびその詳細についてお話くださいました。ある一国を除いては積極的な同調を示す声が相次ぎ、その会の主要な話題となったそうです。2014年には日本が閣僚理事会の議長を務める予定のOECDにおいても、重要なテーマとなるだろうとのことでした。

具体的解決策としては、関係各国が横一列で課税を強化するしかなさそうです。
なお後者の質問については詳細を控えます。

漫画好きな麻生先生ということで有名でしたので、ゴルゴ13や◯ーゼンメイデンの本を持参してサインをいただこうかとつくづく考えましたが、公私を混同をしてはいけないとすんでの所で思いとどまりました。いや~、やっぱり悔やまれる

麻生先生と

6月定例会質問概要

私の一般質問が20日10時から行われます。
お時間許す方は県議会まで是非傍聴にお越しくださいませ。

以下はその質問概要です。

1 教育政策について

1-1 教育勅語が作成された過程および現代語訳について、感想を聞く。
1-2 県内の教育機関において、教育勅語について学ぶ機会を設けることについて、所見を聞く。
1-3 国家や共同体に対して一方的に負の感情を抱くような教育と教育成果は改められるべきと考えるが、所見を聞く。

2 安倍政権の経済政策について

2-1 昨今の為替相場変動やエネルギーコストの上昇がもたらす影響について、短期的には価格転嫁が難しいと思われる医療・介護関係の事業者に対して、実態調査を行うことについて聞く。

3 林業振興行政について

3-1 木質バイオマス発電事業や高知おおとよ製材の稼働を控えている中で、現在の年間生産量に匹敵する木材供給体制をどのように構築するのか、伐採から搬出、輸送体制などの現状を踏まえて聞く。
3-2 県有施設の熱エネルギーを木質バイオマス由来に置換していくための基礎調査を行う意志はないか聞く。
3-3 より安価で購入でき、設置が簡易なペレットストーブの開発について支援を行うことを提案するが、所見を聞く。
3-4 地域還流型再生エネルギーの一つである風力発電について、洋上設置に向けた準備調査を行う意志はないか聞く。

4 観光行政について

4-1 四国霊場開創1200年のイベント実行にあたり、四国霊場開創1200年連絡協議会や四国ツーリズム創造機構、各関係機関がそれぞれどのような役割を担うと考えるか聞く。
4-2 土佐の偉人や史跡の掘り起こしを進め、より積極的に観光活用を行うことについて聞く。

5 医療・福祉について

5-1 第2期日本一の健康長寿県構想の冒頭において「県民の幸せ、クオリティ・オブ・ライフの向上に資するように」との文言を盛り込むべきと考えるが、所見を聞く。
5-2 死生観を育む機会をセミナーのような形で県民に提供することを提案するが、所見を聞く。
5-3 中央児童相談所および幡多児童相談所において、より充実した体制で児童のケアにあたれるよう、児童心理司を増強していく考えはないか聞く。
5-4 県内における医療・介護連携型サービス付き高齢者向け住宅への集団投資スキームの実現の可能性について検討してはどうかと考えるが、所見を聞く。

6 南海トラフ地震対策について

6-1 高知県南海トラフ地震対策行動計画の取り組みの5つ目の視点として「普段使いのために」を追加することを提案するが、所見を聞く。
6-2 マンションなども1棟として数え、棟による耐震化率の把握を進めるべきと考えるが、実施主体である基礎自治体が抱える課題およびサポート方法などについて、所見を聞く。

六月定例会

六月定例会にて質問に立ちます。
お時間あります方はぜひ傍聴にお越しください。

西内隆純一般質問
6月20日 10時から12時
場所 高知県議会議事堂(県庁東隣)

なお、六月定例会初日には知事提案がありました。高知の課題とこれからを知りたい方は参考になさってください。

議会関係情報

中央小動物管理センター

先週の中頃に高知市孕東町にある中央小動物管理センターの業務概要視察を行いました。

飼い主不明や野良の犬と猫を保護し、必要に応じて引き取り手を探したり時に殺処分を行う場所です。

現在管理はPFI事業ということで民間委託されています。先日の高知新聞にはここで携わる人のお話が記事になっていたようです。

さて、ペットを飼う人が増えているということもあってさぞかし保護数も増えているのだろうなと思っていたら、意外なことに毎年減少傾向にあり、直近のピークの半分ほどになっています。

動物愛護精神が行き渡りつつあるのか野良イヌ野良ネコが狩りつくされたのか、それとも出先の人手不足なのか詳しく要因分析をする必要はあるでしょうが、むやみやたらにガス(二酸化炭素による窒息死)室に送られるケースが減っていること自体は喜ばしいことでしょう。

しかしよくよく考えてみると、普段食卓に並ぶ豚や牛は、屠殺場ではハンマーで頭をカチ割られ、魚は有無を言わさずエラから脊髄まわりに包丁を入れられているわけですから、そのどれ一つとって悲しんでみてもそれは誰かのエゴにすぎないのでしょう。ただ、食卓に並ぶ時は「いただきます」と頂く命に儀式を捧げられる機会があるだけ、管理センターの件とは違うと言えるのかもしれません。

さて話が脱線してしまいましたが、今日ご紹介したかったのは次の件です。
この小動物管理センターでは定期的に保護されたイヌとネコの譲渡会を開催しています。
講習会など瑣末な対価を払う必要はありますが、真剣に検討されている方はホームページを覗かれてはいかがでしょうか。

小動物管理センター

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森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟四国地方連絡会議定時総会

本日は徳島で開催されています標記の総会に参加しています。これ以外にも観光や公共交通の総会が開催されました。
日本や世界の動向についての情報共有、議員間の親睦などさまざまな目的を持って行われます。

既存の建築方法に収まる限りにおいて将来にわたり木材の建材需要が大きく伸びることが期待されない場合、新たな需要を喚起しなければなりません。その意味においてFIT導入以後のエネルギーとしての木材活用は、日本の林業、中山間に新たな活路をもたらしたといえます。県下の二事業には大変期待するところです。

また、クロスラミネイティッドティンバーという新しいタイプの合板の登場によって、低級材の活用や木材を高層構造物の構造材として利用できるようになります。これは前段のお話に変革をもたらすもので、いままでコンクリや鉄骨で作るしかなかった構造物、構造材を木材で代替できるようになるわけです。もともと木に慣れ親しんだ国柄ですから、需要が大きく伸びる可能性があります。これまた楽しみです。

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高知県隊友会定期総会防衛講話

自衛隊OBで構成される隊友会、その高知県支部の定期総会に出席しています。

お昼からは麻生総理を迎えての講演会がありますので、午前中の講演だけを拝聴して帰る予定です。

ご講演くださるのは高知地方協力本部佐藤文章 本部長です。

配布された資料の中に自衛隊関連イベントの案内状がありましたので、ご紹介します。

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介護保険制度の現状と課題勉強会

介護保険制度の現状と課題勉強会に参加しました。

講師は厚生労働省老健局振興課 稲葉好晴 課長補佐です。

かつて、敦盛 には人生50年と唄われていましたが、化学肥料による食糧事情の変化や医療の進歩によって、60才、今日では90才近くまで生きられるようになりました。
日本では平均寿命だけでなく、高齢者人口の絶対数自体も増加を続けており、そのトップランナーにあるのが高知県です。

その意味において、我々の直面する課題の克服は世界最先端の課題解決法ということになりますが、それゆえに制度設計側、現場の方々、また利用者も理想と現実の狭間で大変な思いをされているわけです。われわれ政治の仕事は、利用者や事業者の実情と想いをしっかりと汲み取り、財政などの現実的問題を踏まえながら制度設計をより良いものできるよう働きかけていくことです。

今日では 介護保険サービス、医療保険サービス、見守りなどの生活支援、成年後見等の権利擁護、住居の保障、低所得者への支援がおのおのバラバラに実行されているため、質的のびしろを余しつつ高コスト構造にあります。そのような中、この問題の解決とために行政が積極的に推進しようとしている地域包括ケアシステムとは、これらを有機的に結びつけ相互に連携させることで、必要なサービスを維持しつつ費用抑制することを目的とした仕組みです。
まだまだ暗中模索状態で制度として安定するまでは、皆様にはご不便をおかけしますが、よりよい制度となるよう働きかけを頑張ってまいりますので、ご指導ご支援よろしくお願いします。

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